私たちは仕事ありきの生活をしています。
何のために働いていますか?
- 大金を得るため?
- 日々の暮らしを保つため?
- 子どもを育てるため?
それは誰のためですか?
あなたのために働いていますか?
今回はベーシックインカムについて書いていきます。
私たちは存在しているだけで意味がある
当たり前ですが、人間は生まれてから死ぬまでこの世に存在します。
ベーシックインカムとは基本的な収入のことです。
実は日本にもベーシックインカムが存在します。
ただし条件付きなのです。
代表的なのは生活保護。
人間は健康で文化的な最低限度の生活を送ることが保証されています。
仕事柄、生活保護受給者の方々と関わることが多々あります。
大体、収入が月8万円以下の方が生活保護を受給しています。
合わせて月15万円ほどになるよう生活が保障されています。
生活保護を受給する理由は様々です。
日本人のイメージとしてはあまり好ましいものではないかもしれません。
自分は働いて稼いでいるのに、なんで働かないのにお金がもらえるの?不公平だ!!
正直、そんな風に考えていたかも。
今は180度違います。
お金の有無で人の価値を決めつけるのはナンセンスと考えています。
お金持ちであろうと貧乏であろうと同じ人間。
私にその人の生きる価値を決める権利はありません。
誰もが生きているだけで大切にされる存在です。
働かざる者、食うべからず思想
この考え方は自分ではなく他者視点。
無条件のベーシックインカムは、収入と仕事を切り離して考える必要があります。
そして他者ではなく自分のこととして考える。
根底にあるものは
- 人間を理解する
- 自分自身をよりよく理解する
- 社会貢献するために自分は何ができるか?
つまり、もっと自分を大切に人を大切に生きることなのです。
人生を豊かにするとはお金を得ることなんでしょうか?
お金のために働かないといけないを削ぎ落してみると何が残るのか。
そういった議論が日本の新しい未来を創るのだと思います。
例えば日本国民全員に毎月8万円のベーシックインカムを支給するとしたら何が必要でしょうか?
日本が好きです。もっと良くしたい。守りたい。
無条件のベーシックインカムの実現のために見直すこと。
あくまで個人的な見解ですが、年金制度の廃止および税金の確保だと考えています。
財源をすべて税金で賄うためには、今の消費税をさらに上げなくてはいけません。
贅沢品を買えば買うほど税金は高い。
私は欲しい物がある時は税金をどれだけ払わなきゃいけないなんて考えていません。
それだけ経済は回るしベーシックインカムの財源確保にもなる。
共に助け合うという循環もできます。
お金がある、なしで人の価値をマウントするような社会とは決別できる。
そんな風にも思えます。
無条件のベーシックインカムは、働くことにとらわれない人生をより豊かに生きる術となると考えています。
これからの政治について
今の政府に対して批判ばかりするのではなく、国民一人一人が変えていく気持ちが大切です。
政府が頼りない、信用できないで終わらない。
私たちが選んだ国民の代表。
まずは選挙に行く。
人任せではなく、私たちも政治に参加していく。
よりよい社会にしようという意識がないと無条件のベーシックインカムの実現は難しいかもしれません。
唯心論につながっている
人権の出発点は、人間は精神的な存在であることに基づいています。
幸せの感じ方は十人十色。
もし無条件のベーシックインカムが存在していたら人生はどう変化するでしょうか。
私はより豊かに人生を送ることができると考えています。
人はそれぞれの時間を生きています。
自分軸で生きることが幸福度を高めていき、社会に循環していくのではないでしょうか。
自分の存在が誰かを幸せにしていたら嬉しいですよね。
唯心論につながっているような気がします。
まとめ
無条件のベーシックインカムは人生を豊かにすると考えています。
しかし、今の日本社会では実現は厳しいのではと思うのです。
まずは選挙に行き投票をする。
国民の代表を自分で選ぶことが政治に参加する第一歩。
他者視点ではなく自分のこととして考えていく。
私たちは生きているだけで意味があるのです。
お金のために働く必要がなかったら何をしますか?
自分のため、そして誰かの幸せのために働くことができたらどう感じますか?

最後まで読んでいただきありがとうございました!
<参考文献>
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お金のために働く必要がなくなったら、何をしますか? / エノ・シュミット 【新書】 価格:924円 |
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