みなさんは民間の保険に加入していますか。
日本では民間の保険に入るというのは、他国と比べておまけのような存在だと思っています。
今回は保険の見直しをした件についてお話していきます。
Contents
20代の頃に起こったできごとがきっかけ
はじめて加入したのは20代前半。
尊敬する先輩が仕事後に脳出血で倒れました。
その先輩が元気な時に「この仕事は夜勤もあるし、いつ体調が悪くなるかわからないから、かほさんも入っていた方が良いよ」
その言葉を思い出したのがきっかけでした。
介護士として働いていた私。
給料はそんなに多くないし、一人暮らし。節約なんてしないマキシマリスト。
手元に残るおカネって少なかったんです。
医療保険に入ることで強制的に保障を受けられます。
安心を買ったという感じでした。
先輩は半身麻痺となりましたが、リハビリをされ復帰しました。
保険に入ってて良かったと言われていましたね。
今まで加入した保険
今まで4回検討をしています。
20代前半
毎月3000円くらい
オリックス生命の医療保険に加入
↓
20代後半(結婚)
夫婦で毎月5000円くらい
- オリックス生命の医療保険を解約
- ライフネット生命の医療保険に加入
↓
30代前半
離婚後は毎月16086円
- ライフネット生命解約
- オリックス生命の医療保険に再加入
- オリックス生命の生命保険(終身・10年払込)に加入。貯蓄目的。
- T&D生命の収入保障保険(50歳満期・掛け捨て)に加入。
↓
30代後半(今:離婚して4年)
毎月6835円にサイズダウン
- オリックス生命全解約
- T&D生命の収入保障保険は継続
- 県民共済の医療保険加入
ざっくりですが、こんな風に歴史があります。振り返ると凄い…
日本の医療制度は他国より充実しています
実は日本は国の医療制度が他国よりも充実しています。
制度を活用して、貯金があれば高額な民間の保険を掛ける必要がないかも。

あとは、差額ベッド代や病衣代、洗濯代、おむつ代は実費計算なので保険診療には入りません。
区分ウの方でざっくりと1か月12万前後かなと思います。
事前にわかっている入院であれば限度額適用認定証の発行をお忘れなく。
国民健康保険の方は市町村、健康保険の方は協会けんぽのホームページをチェックされると良いですよ。
手放した民間の保険たち
ずばり経済状況が変わったからです。
生活に余裕ができミニマル生活のおかげもあって貯金が増えました。
そこで抜本的な民間の保険の見直しを決意。
貯蓄型の生命保険をやめました
貯蓄型の生命保険を毎月10160円を支払ってきました。
10年支払うと11年目に返戻金が増えるという商品。
今、やめると返戻金だけにこだわると少ないですが、今まで保障してもらっていたという点ではそういうものだと納得しています。
安心を買っていたということ
それがもう大丈夫だと思えたからやめました。
これで年間12万円の貯金が確保できました。
終身型の医療保険をやめました
後期高齢者医療は1割負担。
2022年後半に年収200万円の75歳以上の方の窓口支払いが、2割負担に引き上げられる政令が定められることになりました。とは言っても、高額の保険をかけておく必要はないと思います。
社会状況も変わってくると予想されますね。
そこで払込料が変わらず、保障が手厚い県民共済に変えることにしました。
現在の保険のラインナップ
- T&Dフィナンシャル生命の収入保障保険(50歳満期・掛け捨て)
- 県民共済の医療保険加入(こども型、入院保障型+三大疾病特約)
T&Dフィナンシャル生命の収入保障保険(50歳満期・掛け捨て)
無配当収入保障保険です。今もし何か自分にあったら○○〇〇万円入ります…
最終的には○○〇万円となる保険です。なんだか怖くて数字化できない(笑)
イメージとしては

50歳で終わります。シングルマザーだし、やっぱこれは入っておこうと継続です。
なぜ保険期間が50歳までなのか!それは子どもが社会人になる時期だから。
もう私に何があっても大丈夫と踏んでいます。
だんだん保障が減っていく仕組みです。
毎月1635円を払い込んでいます。
健康であると割引が効く保険なんです。
たばこを吸っていない、健康診断で血圧値・BMIがT&Dフィナンシャル生命の所定の基準に満たしていることが条件。
開始年齢、最安値であります!!
県民共済シリーズ
こども1型:毎月1000円
加入した理由は、わが子が第3者に損害を与えてしまった時の備えです。
自分自身が子どもの頃に友だちの歯を誤って折ってしまった経験がありました。あの頃は、子どもだからよくあることとして終わってしまったのですが、今はそうはいかない。子どもの頃の苦い思い出から、入っておこうと思いました。
医療保障2型+3大疾病特約:毎月4200円
県民共済の中でも手厚い保障です。子どもが独立するまでこれで行きます。
もし再婚したら変えるかもですが…当分なさそうですね。
県民共済シリーズの良いところは年齢に関わらず、毎月の保険料が一緒なところ。
あとは少額ながら戻りが毎年あります。
保険を使う人が少ない、つまり元気な人が多いとちゃんと分配してくれるんですよね。
支え合ってるなーという感じがして好きだなと感じています。
デメリットは65歳未満までしか加入できないことですが、それ以降は熟年型ということで保障内容が変わってきます。
詳しくは県民共済のHPをご覧ください
まとめ
よーく考えよう、お金は大事だよ

このCM、ある意味、擦り込みフレーズなんですよね。
保険に入って~!という…
入院費ってどのくらいかかるか漠然としていてよくわからないっていうのが現状だと思います。
厚生労働省のHPにはきちんと書いていますが、たぶんわかりにくいです。
何も考えずになんとなくみんなが入っているから民間の保険に入るのではなく、きちんと調べたり、専門職に聞いてみたりすることをおすすめします。お金が大事だから保険に入るのではなく、お金は大事なんで保険を見直しました。
毎月16086円→毎月6835円に
できたら民間の保険に入らなくても安心して生活できるよう倹約しながら豊かに暮らしていきたいところですが…
無理する必要はないんです。自分のライフスタイルにあった最小限の保険に加入するのも良いですね。
お金を得るためではなく安心を買う
こういう視点もいいなと思います。そして健康に楽しく生きる工夫をするって大切ですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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