給与税ってなんなの?と疑問を抱くのは当たり前

こんにちは!みなさんは給料明細をどのようにチェックしていますか?

私はよくX(旧twitter)で給与税を減税して~!とぼやいています。

日本には給与税というものはありませんが、給与税と言い換えられるものがあります。

今日は給与税についてお話していきます。

給与税3兄弟

給与税はだんご3兄弟(古くてすみません)風に考えると3つに分けられます。

1.所得税

2.社会保険料

3.地方税

2番目の社会保険料は給料明細を見るとわかると思いますが

健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料、介護保険料の4つあります。

介護保険料は40歳を迎えると自動的に控除されます。

これらを総称してアメリカではPayroll Tax(給与税)とされています。

しかし日本では給与税と明記せずに、税金と社会保険料をわけて捉えるようになっているのです。

社会人になってから手取りが変わらない

先日このようなポストをしました。

転職したのもあるけれど

新社会人の頃と比較してみると手取りがほとんど増えていません。

すでに40歳を迎えているので介護保険の第2号被保険者に。

毎月介護保険料も控除されるようになり、もちろんボーナスからも控除されるようになりました。

毎月総支給額の約20%もの給与税をお支払いしているので無理もないのかも。

わたしの給料の賃上げ効果

40代シングルマザー社会福祉士の賃上げ効果について考えてみました。(22年9月VS23年10月)

昇給:3900円UP

健康保険料:160円UP

厚生年金保険料:0円STAY

雇用保険料:710円UP

介護保険料:198円UP

所得税:100円UP

住民税:400円UP

控除合計:1568円UP

手取りUP額:2332円

つまり昇給額3900円の40%が給与税UPにつながったということなんです。

毎月3900円手取りが増えるのではなく、、、

毎月の給与税が1568円増えて手取りは2332円増えているというのが正しい見方です。

あとは、ひとり親特別寡婦ということもあり、年末調整時には+2000円ほどを追納しているので12月は控除額が増えます。

賃上げの前に社会保険料の減税が必要

給料日は給与税を確認する日なんですよね。

先日このようなポストをしました。

昇給しても一時金が支給されても、給与税は増えます。

若干、手取りが増えるので別にいいじゃんと思うかもしれませんが

その別にいいじゃんと思う心が社会保険料と言う名の税金アップを許してしまっているのかなと思います。

私が最初に疑問を感じたのは、ボーナスにも社会保険料が控除されていたことに気づいた時でした。

自分より一回り上の先輩から昔はボーナスからは社会保険料は控除されてなかったと聞かされてなんでなんで?とびっくりした記憶があります。

厚生年金保険料は労使折半なので会社が負担しているとお得なように思っていましたが、実はそうではなく自分に支給されるはずだった給料から控除されているにすぎないんですよね。

まとめ

ぜひ給料明細の給与税が記載されている控除額を確認するのをおすすめします。

手取りだけ見たい気持ちは分かります。私もそうでしたので。

現実に目をそらさずに声をあげていくことで運命は変えられます。

2023年の暮れには、所得税減税というフレーズが日本政府からあがりましたし。

そんな未来を想像していなかったけど創造できた!!

一生懸命働く人たちが報われる日本社会にしていきたいです。

家計の無駄を削るように、税金の無駄をなくすには減税が必要です。

賃上げする前に社会保険料の減税ですね。

ではまた☆